大きな可能性を秘めた発展途上の圧造技術
高精度の金型による圧造加工品は、常温の素材を金型により絞り加工・据込み(膨らまし)加工・穴あけ加工等で作製し、パンチ・ダイスの連続加工により1分間に40〜120個の生産が可能です。コスト面から考えても金型による成形ですので、切粉が出ず材料のロスが少なく、切削品と比較しても30%の削減。表面仕上がりも精密金型により研磨肌に近い仕上がりですから加工時間の短縮、切削仕上げの必要のない数ミクロンの仕上げが可能ですから品質のバラつきもなく、圧造による加工硬化が製品の強度もアップし、コストダウンの大きな要素となります。
また、自社による金型の開発・設計・製造により大幅な生産時間の短縮と徹底した合理化、一貫生産体制により、多品種少量生産にも充分お応えしています。
加工時間も短く、無駄のない材料による圧造加工技術は、省エネルギー産業として、全世界で叫ばれている環境問題にも寄与でき、これからも進化し続ける技術と私たちは考えています。 |